◆足立区ギャラクシティ音楽コンクールについて
足立区ギャラクシティ音楽コンクールは、クラシック音楽を学ぶすべての人に向けて、
日々の研鑽を舞台で実らせる機会を提供することを目的に開催しています。
年齢や居住地を問わず広く参加者を募り、それぞれの音楽への向き合い方を尊重しながら、
挑戦する経験そのものが次の成長へとつながる場を目指しています。
コンクールはスタインウェイ・フルコンサートグランドピアノを備えたギャラクシティ 西新井ブンカホールにて実施。
入賞者には、音の泉管弦楽団との共演によるピアノコンチェルト演奏という特別な機会が用意されています。
順位を競うことだけを目的とせず、音楽と真摯に向き合う姿勢や、その過程を大切にする。
本コンクールは、未来へ続く音楽人生の節目となる舞台でありたいと願っています。
◆本コンクールへのメッセージ
白井 晃さん [演出家・俳優 / 世田谷パブリックシアター 芸術監督]
私たちの日々の生活の中で、芸術は心を揺さぶり、踊らせ、感動を与えてくれる大切なものです。新型コロナ感染禍は、どうやら私たちのこうした心を萎縮させてしまったようです。だからこそ、今、公共劇場が果たす役割は益々大きくなっていると思います。劇場は、私たちの心を癒す病院でありインフラです。「ギャラクシティ音楽コンクール」は、多くの方々に音楽表現の機会を与え、音楽を通じて共に心を動かす最高の場を作られてきました。コンチェルトは、人々が奏でる音が交わり、響き合うことで初めて美しい音楽が生まれます。そして、演奏者の心と、聞く人々の心を開いて大きく動かしくれます。そんな夢のような瞬間が、お子さんから社会人の方まで、多くの人々に門戸が開かれていることに感動を覚えます。
今後も、このコンクールが、地域の文化のシンボルとなって益々発展されることを願っています。
平野 啓一郎さん [小説家]
音楽は、苦難の時にあって私たちを慰め、また歓喜の時にはそれを分かち合ってくれる、親友のような存在です。楽器を演奏することは、その愛する音楽を内側から深く理解することであり、この喜びは、一生涯、続くものでしょう。足立区ギャラクシティ音楽コンクールは、そのために画期的な場所を提供してくれました。入賞者のオーケストラとの共演! 夢のような舞台に向けて、参加者の皆さん、どうぞ、がんばってください!
福田 成康さん [ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)専務理事]
5年目のギャラクシティ音楽コンクールが今年も入賞者記念演奏会を開催されますこと、誠におめでとうございます。
ピアノを弾く方がオーケストラと共演できるという体験は、言うまでもありませんが個人単位で実現するのは極めて難しいです。ピティナもかつて全国単位でそのような場を用意しようとした時期があったのですが、様々なハードルがあり今ではピティナのコンクールの頂点をなす特級ファイナルを残すのみとなっています。
今日においては、地域それぞれの事情、それぞれのネットワークによって個別・多様な公共的活動を立ち上げられるようにするのが求められる社会デザインではないでしょうか。ギャラクシティ音楽コンクールが足立区そして音楽家・芸術家の皆さんとの連携で見事にその先進的モデルを担い、前に前に進んでいることを仲間として誇りに思っております。
皆さん、一緒にこの公共的活動を盛り上げ、芸術文化を通して社会を元気にしていきましょう。ギャラクシティ音楽コンクールにさらなるご声援をよろしくお願いいたします。
第1回ギャラクシティ音楽コンクール入賞者記念演奏会の様子


