◆第2回ギャ ラクシティ音楽コンクール開催記録
足立区

Adachi-City Galaxcity Music Competition
◆第8回審査員(敬略称・五十音順)
- 予選審査員 -

本多 昌子 Masako Honda *予選審査員長
1975年全日本学生音楽コンクール小学校の部全国第一位、77年ピティナ・ピアノコンペティションE級金賞受賞、82年東京芸術大学附属音楽高校を経て、同大学入学、在学中に第52回日本音楽コンクールピアノ部門入選、学内にて「安宅賞」受賞、87年旧西ドイツ、ケルン音楽大学に留学、当地にてリサイタル開催、89年ケルン音大を最優秀首席の成績で卒業、90年芸大大学院卒業。これまでにNHK交響楽団と共演、95年室内楽コンクールにて入賞。94年CD「現代日本のヴァイオリン・抄」(Vn.天満敦子)で共演ピアニストとして文化庁「芸術作品賞」を受賞。これまでに、東京芸術大学附属音楽高校でも後進の指導にあたっている。
全日本ピアノ指導者協会 理事・コンペ課題曲選定委員長。

佐野 隆哉 Takaya Sano
都立芸術高校、東京藝術大学を経て同大学院修士課程を修了。在学中、アリアドネムジカ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。大学院終了時にベーゼンドルファー・コンサートに選出される。2005年に渡仏後、スコラ・カントルム音楽院を最優秀で修了。2006年、日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院第三課程研究科からの入学を許可され、2008年に修了。併せて2010年・室内楽科を最優秀で卒業。明治安田生命クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生。日本音楽コンクール第2位入賞(03年)を始めホセ・ロカ国際第2位(スペイン・08年)、ロン=ティボー国際第5位及び聴衆賞、特別賞(仏・09年)等、国内外の国際コンクールで入賞。ショパン国際コンクール・ディプロマ受賞(ポーランド・10年)。これまでにソリストとして、フランス国立管弦楽団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等々と共演。現在、国立音楽大学、都立総合芸術高校にて後進の指導にもあたっている。平成16年度青梅市芸術文化奨励賞受賞。第3回グラチア音楽賞受賞。CD「DANZA」(LPDCD-010)、「クロイツァーの記(NAT15431~2、レコード芸術準特選盤)」、「ドゥーズ・エチュード(NAT17481、レコード芸術特選盤)」をリリース。2023年、世界初となる山田耕筰ピアノ作品全集をリリース。
.jpeg)
山岸 真由美 Mayumi Yamagishi
東京都立芸術高校、東京藝術大学を経て同大学院修士課程修了。ドイツ国立ベルリン芸術大学卒業。日本ピアノ教育連盟、日欧文化協会主催オーディションに合格し、各推薦演奏会に出演。イタリアにおいて第17回ヴァレンティノ国際ピアノコンクール第3位。銀座王子ホールにて数回リサイタル開催。東京ニューシティ管弦楽団とリストのピアノ協奏曲1番を共演。韓国政府文化財団より奨学金を受け、韓国、ドイツ、スペインの現代作曲家による作品発表プロジェクトに参加、演奏。在韓日本大使館にて日韓交歓コンサート、作家五味康祐が娘に贈ったベーゼンドルファーでのコンサート、統営国際音楽祭主催コンサート、ソウル名古屋にて現代音楽ジャズコンサート出演など演奏活動を行う。現在、桐朋学園芸術短期大学、東京都立総合芸術高校、埼玉県立芸術総合高校講師。またピティナピアノコンペティション、ヤングアーチストピアノコンクール、日本クラシック音楽コンクール、日本バッハコンクール等の審査員を務める。
- 本選審査員 -

小高 明子 Akiko Kodaka(両日)*本選審査員長
浜松信愛学園高校、桐朋学園大学ピアノ科卒業。
大学在学中、ハンガリーリスト音楽院ソルフェージュ研修に参加。
南青山幼児音楽研究所講師を経て、東京音楽大学ピアノ科准教授に至る。
徳島、山形、富山、下田など、毎年行うアドバイスレッスンは、高評を得ている。

海瀬 京子 Kyoko Kaise(両日)
静岡県伊豆の国市出身。東京音楽大学付属高校、同大学を経て同大学院修了。ドイツ国立ベルリン芸術大学に留学、Diplom、Konzertexamen(ドイツ国家演奏家資格)取得。2007年度~2010年度(財)ロームミュージックファンデーション奨学生。2012年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2001年第55回全日本学生音楽コンクール東京大会ピアノ部門高校の部第2位。2004年第28回ピティナ・ピアノコンペティション特級準金賞。2005年第74回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。2010年第17回アルトゥール・シュナーベルコンクール第1位。2012年第14回アレクサンドル・スクリャービン国際ピアノコンクール(イタリア)第2位他入賞多数。
これまでに東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団等と共演。日本国内やヨーロッパを中心に、各地でソロリサイタルや室内楽の演奏会にも多数出演。2015年3月にベルリンより完全帰国し、7月より拠点を置く伊豆の国市の「いずのくに大使」に就任。NHK-FM「気ままにクラシック」をはじめテレビやラジオの音楽番組にも出演し、FMいずのくにパーソナリティ、講演会講師等音楽に限らず幅広い活動をしている。全国各地でのコンクール審査員、アドバイザーとしても活躍、現在東京音楽大学にて非常勤講師。

佐藤 彦大 Hiroo Sato(両日)
東京音楽大学大学院(ピアノ・エクセレンス)修了、ベルリン芸術大学及びチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院において更なる研鑽を積む。ロームミュージックファンデーション、明治安田クオリティオブライフ文化財団より奨学金を得る。第76回日本音楽コンクール第1位、第4回仙台国際音楽コンクール第3位、第62回マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール第1位。大友直人指揮/東京交響楽団、小林研一郎指揮/日本フィルハーモニー交響楽団、広上淳一指揮/京都市交響楽団、山下一史指揮/仙台フィルハーモニー管弦楽団、L.ヴィオッティ指揮/ビルバオ交響楽団、A.サラド指揮/セビーリャ王立交響楽団等、国内外の主要オーケストラと共演。録音ではライヴ・ノーツより「Hiroo Sato plays 3 Sonatas」「Hiroo Sato Piano Recital」、ベルウッド・レコードより「Japonisme菅井知延子作品集」をリリース。また、2020年には「佐藤彦大アンコールピース集」を自主制作した。東京音楽大学専任講師、桐朋学園大学非常勤講師。

末松 茂敏 Shigetoshi Suematsu(両日)
東京藝術大学卒業。同大学大学院修士課程修了。ハンブルク音楽大学卒業。第60回日本音楽コンクール入選。エリーゼ・マイヤーコンクール(ハンブルク)第2位。第17回飯塚新人音楽コンクール大賞受賞。藝大オーケストラ、シベリウス音楽院交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を、バルトフィルハーモニックオーケストラとショパンのクラコヴィアクを、岡山若い芽のオーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を共演。日本ショパン協会、ヴァン・クライバーン日本委員会主催のリサイタルをはじめ、日本、アメリカ、ドイツにてリサイタルを開催。
コンクールの審査、色々な作曲家やコンクールの課題曲についての講座や、曲の解説をしながらのトークコンサートを行っている。2006年から2011年まで東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校講師。現在、フェリス女学院大学講師。横浜雙葉中学高等学校講師。
.jpg)
高木 早苗 Sanae Takagi(22日)
都立芸術高校音楽科を経て、東京藝術大学卒業、ミュンヘン音楽大学大学院マイスタークラス修了。現在、都立総合芸術高校音楽科講師。全日本学生音楽コンクール、ピティナピアノコンペティションG級等入賞、霧島国際音楽祭奨励賞。ドイツ留学中、ミュンヘン・ピアノハウスラング主催のソロリサイタルをはじめ、室内楽やドイツ歌曲伴奏など各地のコンサートに出演し研鑽を積む。'03、'08、'10、'12、'14、'16、'18、'21、'23年ソロリサイタル、'15、'17年「新しい耳音楽祭」に出演、'24年「第6回ギャラクシティ音楽コンクール入賞者記念演奏会」にてベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番をゲスト演奏。その他、新曲初演、室内楽、録音、オケ中鍵盤等の演奏活動、またピティナピアノコンペティション、日本クラシック音楽コンクール、ヤングアーチストピアノコンクール、日本バッハコンクール等の審査員を務めるなど、後進の指導に力を注いでいる。

山崎 裕 Yu Yamazaki(23日)
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ピアノを佐藤篤、竹尾聆子、外山準の各氏に師事。大学在学中からコンサート・プロデュースに興味を持ち、同級生と組んで数々の演奏会を学内外で企画・演奏、好評を博す。2003年茨城県新人演奏会新人賞。日立交響楽団とチャイコフスキーとピアノ協奏曲1番を共演。同年、濱本愛氏とピアノデュオ結成。第12回国際ピアノデュオコンクールをはじめ、国内の主要なデュオコンクールで全て優勝。05年東京にてピアノデュオ・デビューリサイタル開催。現在、ピアノ指導を主軸として、音楽雑誌へ寄稿、ピアノ指導者のためのセミナー講師、学校クラスコンサート出演、コンクール審査、コンクール課題曲CD録音、ソロ&デュオで演奏会出演等、精力的に活動。全日本ピアノ指導者協会正会員。